[003] 競艇健康法

 

おっ!?3回目にして胡散臭いタイトルのやつが来たぞ!

「好きなだけ食べても痩せるダイエット方法」や「飲んでるだけでガンにならないサプリ」と同じ、詐欺臭さを感じるタイトルですが、いわゆる博打でもある競艇が健康に良いなんて一体何事だ?

…ちゃんと根拠はあります。それなりに。ボートレースを楽しみつつ健康になりましょう。

 

規則正しい活動時間

毎日がお休み…という羨ましい生活の人を除けば、まあ大体は勤め人かと思いますしボートレース場に行くのも休日になると思います。デイレースの場を例にすると、だいたい開門が朝10時前後ですから自宅がボートレース場まで1時間程度の場所であれば午前8時~9時の間くらいには起きるわけですよね。遠ければもうちょっと早いかも。

休前日の夜を無駄に夜更かししてしまい、起きたらもう昼だった…半日無駄にしてしまった…という事態は開門に合わせて行こうと思えばまず起こりえません。スタートが早ければ早いほど良いのはボートレースも休日も一緒。

朝はそれで良いとして、全レースが終わった後はどうでしょう?16時半~17時前には終わって閉門、場の外に出るわけですが、仲間うちでワイワイやっていた場合には「折角だしちょっと一杯やって行くか」「そこら辺で茶でもしばいていくか」となるでしょう。多分。

で、17時くらいからワーワーやって「お腹一杯になったなー?どのくらい経った?」と時計を見たら「まだ19時過ぎた所だよ!!宵の口だよ!?」となるわけです。そこから多少長居しても20~21時くらいには解散となりそうなものです。つまり帰宅も早くなる。これは健康!

 

足腰の衰え防止

いやいやいやいや、大体ボートレースって椅子に座って予想して観戦してるじゃないですか!何が足腰の衰え防止ですか!?というご意見もごもっとも。キャッシュレス端末など使って、その気になれば椅子から離れなくとも舟券が購入できる時代になりました。

でも大体は紙の舟券を購入するために段差のあるスタンドを何度も何度も何度も往復するわけですよ。江戸川なんか椅子すら空いてなくて(確保されていて)立ち続けで最終レース頃には足パンパンですからね。外向発売所などでも座らずに頭上のモニタを見ながらああだこうだと予想していますから、結構疲れるのです。

ボートレース場に来ている後期高齢者(っぽい風貌の人々)を見るにつけ、足腰が達者な人が多い印象です。牛歩戦術の如き動きの人も居るには居ますが、そこまで割合として多くない。

電投が出来る人の割合も少ないでしょうからおのずと自らの足を使って舟券を買いに行かなくてはいけませんね。これは衰えている暇も無いというものです。健康!

 

ボケ防止

人間、おそらくお金が掛かっているときの脳の回転はフルダッシュだと思うんですが、大切なお金を使って舟券を購入するわけですから、進入予想、選手の過去データ、モーター、スタート展示、展示航走の様子、風、波高、潮の道引き…それらの要素を一気に混ぜ込んで1レース分の真剣勝負を15分~20分おきにやることになるわけです。

本場だけでなく併売されている場外の分の券も買っていればそのスパンは更に短くなって、数分で1レースの予想を立ててしまう場合もあるでしょう。いやもう本当に、ボートレース場ではボケてる暇は全くないです。

たまたま隣り合った高齢の先輩方と話す事もあるのですが(ボートレースという共通言語があるからね)今まで、この人すっかりボケてんなー、あるいは回転が鈍ってんなー、って人にはまだ会ったことないです。

そういう形で先輩方がこの項の正しさを証明してくれていますね。健康!

 

鬱病予防

いきなり風向きが変わったぞ?ということで何でここでメンタルの話が出てきたかと言いますと、鬱病の予防措置みたいな話です。水面際はマイナスイオン効果のせいか(あんまりイオン的な話は信じてませんが)まあそれなりに気分が良くなる事は確か。景色も良い場が多いですからね。

更に晴れの日となれば日光が降り注ぐすなわち日光浴になる、これはセロトニン生成に繋がるのではないでしょうか!?!?(落ち着いて)

そもそも「何もする気が起きない…」「生きてるだけで全部自分が悪い…消えてしまいたい…」と内へ内へ行きがちなのが鬱病なのですから、完全にそうなってしまう前に舟券買って、当たったら舟券に絡んでくれた選手にでかい声で「ありがとーーー!!」って叫んで手を振ってみましょう。メンタルに相当効きますよこれは。

狙い通りの目で決まって嬉しかったり、あるいは買った選手が不甲斐ないレースをして嘆いてみたり、感情の振り幅が小さい人も鬱になりがちですから、こういう所で一喜一憂しておきましょうよ。健康!

 

ローコスト(お財布の健康)

ハァー!?おまえ世の中にはギャンブル依存症で借金抱えた人がどんだけ居ると思ってんの!?なんて声が聞こえてきそうですが、世の中の依存症の9割はパチ・スロです。落ち着いて。馬や舟で人生オジャンなんて人はそう多くはないのですよ。数字的にも。

そもそもこのサイトの名前は「まめけん」です。豆券つまり100円単位でいいじゃないですか。レジャーとしてやればお金は全然かからないんですよ。入場も100円ですしレース見てるだけなら無料ですし。

私は大体1レースに平均4点~6点(400~600円)で、最終レースだけ10枚(1000円)まで使って良い、という自分レギュレーションを課しているのですが、ヘタクソにヘタクソが重なってボロ負けしたとしてもマイナス5000円くらいです。1日やってそれ。大体プラマイ2000円に収まる事が多いです。

「3000円までの負けはレジャー、それ以上は博打」という心持ちでやっていますので、まあ1点1000円から張るような、いわゆる「ギャンブラー」な人たちに比べたら扱う金額はとても可愛いものです。レジャーで十分ですよ。

そんな感じでやっていると「この週末は5000円かからず土日を遊べちゃったなー」という事がありますので、まあお財布への影響も大きくなく、結果お金が溜まっていくというよくわからない状況になります。

以前はスロットなどをネジネジしていましたがスッパリやめてボートレースに完全移行してからはガンガンお金が貯まるようになりました。どんだけ負け続けてたんだ…センスがないのは認めますけど。余裕がある生活は体もメンタルも健康!

 

環境の良さ

メンタルなくだりでも触れていますが、屋外で見るのはとても気分が良いですし、場内は完全分煙を推進していますので空気も悪くなく(マナー悪い人が居るのは仕方ないですが)、環境面で健康を害するものはまず無いはずです。これは昨今、競馬・競輪・オートレースなど公営競技の場は大体そうなって来ていますよね。

民間経営のパチンコ屋などでは今でも圧倒的に喫煙OKの場ばかりですから、吸わない人でも受動喫煙でそのうち肺が真っ黒になりそうですからね…

 

というわけで…

殆どこじつけじゃん…と言う意見もあるでしょう。実際こじつけですけど、ボートレース始めて数年でそう思うようになった事は多いです。健全に、健康にどんどん遊びましょう!