行く
ボートレースびわこは電車で行くにしても途中から送迎バスで行くにしてもルートが幾つかありますが、最もメジャーなルートは大津駅からの送迎バス、もしくは大津京駅からの徒歩or送迎バスではないでしょうか。
各都市からの最短ルートですが、遠方から来た場合は京都駅まで新幹線で来て在来線で大津まで。お隣の大阪からでしたら東海道山陽本線新快速(長浜行)などが40分でダイレクトに行ける路線となっています。
大津駅からバスに乗る場合には北口に出てください。南口側はいきなりマンションがドーンと建っていたり住宅街ですので迷うことはないと思いますが…ロータリーのある、開けている側です。
コンビニ(セブンイレブン)があります。改札を出た正面に交番が見えるのですが、そこまで進んでいくと送迎バス乗り場があります。バスが停まっているのも見えると思います。
大津・大津京駅以外のルートとしてはびわこ沿いを走る京阪電気鉄道石山坂本線の大津市役所駅からということになりますね。所要時間は10分かからない程度でしょうか。浜大津からもそこそこ歩ける距離です。観光がてらならこのルートも面白さがあります。
帰りの送迎バス乗り場ですが、大津京行きは北ゲート(2M寄り)を出てすぐ、大津行きは南ゲート(1M寄り)から出てしばらく道なりに真っ直ぐ行くと歩道橋があります。そこを反対側に渡りましょう。
大津方面行のバスが出るバスターミナルは本場よりちょっと離れた所にあるので最初は戸惑うかもしれません。最終レースが終わった直後でしたらゾロゾロとそれらしい人の流れがあるので要チェックです。
場内設備
まずボートレースびわこに初めて行った際の印象なんですが「JRAっぽい…」何なんでしょうね。茶色の壁にトンガリ屋根が緑色というのがそれっぽいんでしょうか。公営競技の施設というのは似てくるんでしょうか。
競争水面際に行ってみますと1マーク手前から2マーク辺りまでウッドデッキになっています。ボートレース津にもウッドデッキがありましたね。それなりに年季が入った状態になっています。
スタンド2Fの真ん中に行きますと有料席販売所へのエスカレーターがあります。開門後に有料席を取りに行く時に、初めての場合はかなりの確率で迷うと思いますので、ゲートを抜けたらまず2Fに上がり、中央まで歩いて行く、と覚えましょう。(まあ他の人について行けばよいのですが)
場内中央にはステージがあり、ここで選手紹介やトークショーなどのイベントが行われます。
そして場内にはひっそりとコインロッカーコーナーがあります。競争水面際の2マークに最も近い場所から場内に入ったすぐ左手にあります。コインは後で返却されるタイプの無料ロッカーですのでどんどん利用しましょう。
ボートレースびわこは24場の中で唯一、県が直接運営を行っている場です。有料席を取った際に再入場などに使える厚紙のチケットが貰えるのですが、そこにも滋賀県のマーク(滋賀県章)が入っています。
ドリンクは煎茶・烏龍茶・冷水・お湯がフリーです。以前は珍しいことに紅茶フリーという給茶機があったのですが廃止されました。ここの紅茶が妙に甘くて好きという人もチラホラ居たのですが…
フリーWifi
Wifiについては全館(場外含む)で利用可能です
最寄りのATM設置店
ミニストップ 大津大門通店
ローソン 浜大津四丁目店 (どちらも距離が結構あります。注意)
有料席/特観席
さて有料席の紹介です。有料席はオール1000円の明朗会計。場内で一際高い所にあるので眼前に広がる琵琶湖の眺めが素晴らしいです。オーシャンビューというか…湖の場合は何というんでしょうか。レイクビュー??
シングル席①
大時計から見て2M寄りのブロックにあるのがシングル席①です。名前通り1人用の作りです。コンセント等が用意されています。
シングル席②
ずっと以前からあるのがこの2名掛けの作りになっている座席。シングル席①が出来る前は1人で来たとしてもこれを占有するような利用方法でした。
ソファ席
ソファ席は定員5名~6名用でABCの合計3席になっています
ソファ席A/C 定員5名
ソファ席B 定員6名
カウンター席
カウンター席はグループカウンター席とカウンター席ABCDの合計5席になっています
グループカウンター席 定員9名
カウンター席 定員3名
ビナちゃんとビーナスちゃん
ここ、ここを力入れて解説していきたいんですが、ボートレースびわこのマスコットは「ビナちゃん」「ビーナスちゃん」です。これがまた愛らしいんですよ!!ビワコオオナマズをモチーフとしたキャラクターですが、この形態になったのは2014年夏からだそうです。その前はかなり微妙な奴でしたが、リニューアル大成功の例と言えるでしょう。
で、このビナちゃんなんですが…こんなにいいキャラクターを生み出せたというのに、グッズが…ほとんど売ってないんです…こんな勿体無いことはないですよ。
カネ、使わせろ!とボートレースびわこの人には訴えていきたいところです。一応グッズ、あるにはあるんですが来場ポイントをたんまり貯めないと貰えない系のグッズですので、旅打ちマンには辛いところです。
観戦する
その立地上、競争水面の向こう側が琵琶湖ですので景色は非常に綺麗です。無料スタンドが2Fと3Fに分かれており、4Fが有料席スタンドとなっていましたが、3Fは土日のみ開放される「キッズエリア」として運営されています。平日はクローズとなります。
1マーク側を見やると遊覧船が行き来しているのが見えると思います。琵琶湖汽船のミシガンですが「おお…あれが…モンキーターンで見たやつだ…うねり…!!そう!うねりが生まれるやつ!!」と最初行った時は感慨深く見ていたものです。それなりに工事をやってうねりの影響は少なくなったらしいですが、それでも多少なりともあるとかなんとか。
晴れた日には本当に綺麗な場の1つです。スコーンと向こう側が抜けている景観の場は幾つかあるのですが、浜名湖・児島・宮島などなど…そこに肩を並べる景観なのがびわこです。
食べる
びわこの食事事情についてですが、みな口々に「近くの回転寿司に行った方がええ」というような話をするのですが…いやいや流石にそれは…せっかく旅打ちに行っているのに本場で食べない手はないでしょう…と思いつつ色々とウロウロしてみましょう。
1F ボートモンキー
大き目の売店という扱いで目の前にテーブルが幾つか置いてあっての立食スタイル、酒類や揚げ物などが食べられます。
2F ボートパパ
ボートレースびわこ「ボートパパ」「ボートママ」「ボートキッズ」というファミリー系の名前で統一された小さめのレストランがありましたが3Fの運営形態が変わったので「ボートキッズ」はクローズ中です。ということで無料席の食事処はこの2Fのボートパパか4Fのボートクィーンということになります。
4F 展望レストラン ボートクィーン
有料席があるフロアの端、最も2マーク寄りのところにあるレストラン「ボートクィーン」、ボートレースびわこのメインの食事処は何だかんだでここになるのではないでしょうか。場所としては有料席フロアなのですが、有料席再入場ゲートの外側にあるので無料席の人も利用できますよ。下からはエスカレーターで上がって来れます。
なんとなくメニューの主軸がエビフライとチキンだなーって印象があります。冬には季節限定メニューとして鍋焼きうどんが食べられるようです。
ご覧の通り2マーク寄りにあって景観は素晴らしいものがあります。これを眺めながらの食事は良いですね。ちょっとメニューがお高い気もしますが。景観の分で200円分ほど上乗せされた食堂ランチだなーと思えば何となく納得、という価格感です。
ボートレースびわこの「競艇めし」はどうも変に洋風にしたりエビフライを7本並べて「(エ)ビナ(ナ)ちゃん○○」というメニューに仕立て上げたりと、少々無理めのネーミングなので、もう少し安くて美味い名物作りません??という気持ちになるのです。ボートパパで見かけた牛すじラーメンとか、何か牛すじシリーズに光明を見出すべきではないかと…あくまで私見ですが。
売店でおやつを買う
売店で必ず売っているおやつが「みかさ」です。奈良公園の東端にある三笠山に形が似ているところから名づけられたというお菓子だそうですが、つまりはドラ焼きです。味もだいたい想像通りのもの。昼の物足りなさをこれでカバーしていきたいところ。
滋賀のソウルフード
1951年創業のパン屋「つるやパン」の名物パンで、2000年代のご当地グルメブームで県内一部のものが県全体に広まった…とかなんとか。中身はタクアンで絶妙な歯ごたえがある。ボートレースびわこでも「つるやパン提供 みんな大好き!サラダパン競走」という協賛レースが行われています。ある意味、一番滋賀県の場らしい節かもしれない…
泊まる
ボートレースびわこ近辺での宿泊は、もちろん京都駅近辺に沢山あるのですが、大津駅近辺にも幾つかビジネスホテルが存在しています。次の日の動向次第なのですが、京都駅近辺はシーズンによっては旅打ちに全く関係のない観光客で占拠される可能性があります。秋の行楽シーズンなどは特にそうですね。なので京都であればなるべく早く予約をするのがよいと思います。
参考リンク: 大津駅周辺のビジネスホテル(じゃらん)
参考リンク: 京都駅周辺のビジネスホテル(じゃらん)
なお大津駅近辺に宿泊した場合なのですが、飲食については北側(琵琶湖に近い側)に集中しています。南側はいきなりマンションがドーンと建っていたりで住宅街になっていますので殆ど何もありません。少し離れた所にコンビニがある程度。何か食べるならまず北側、です。駅の正面、ロータリーの向こう側にあるブロックにそこそこ居酒屋が集中しています。