#24 ボートレース大村

 

行く

ボートレース大村は大村湾に面した長崎空港からほど近く、近くの大都市では長崎からのアクセスもそこそこ良い場所に位置しています。大村湾周辺にはボートレース大村以外にハウステンボスなどもあるため併せて行くのも良いかもしれません。長崎駅(南)あるいはハウステンボス(北)からの陸路としてはそれぞれ快速シーサイドライナーを使用する事になります。大体45分程度の乗車時間です。

長崎空港からは県営バスで大体15分程度、300円です。大村市役所のある交差点がボートレース大村への入り口になっていますのでバス停も「市役所前」で降りましょう。そこから競技場を左手に見ながら海に向かって歩いていくとやがて外向発売所が見えてきます。

ボートレース大村は2006年まで大村市と長崎県広域競艇組合の共同開催ということになっていましたが、それ以降は大村市が単独の施行者になっています。ボートレース大村への入り口が市役所なのでその建物がまず目に入るのですが「本日開催中!!」という垂れ幕があったり駐車場にはボートレースマークの大看板があったり、市役所にこうも公営競技のバックアップ体制があるのは珍しいですよね。市内の主要レジャーとしてきちんと位置づけられているのがわかります。頼もしい。

ボートレース大村の敷地に入るとこのカラフルな道がお出迎え。すぐ左手に外向発売所、真っ直ぐ行けば本場です。

あと交通費についてですが「長崎空港着の航空券」「空港からボートレース大村までのタクシー領収書」「3000円以上の確定前舟券」の3種類を提示できればタクシー料金のキャッシュバックを受けられるサービスがあります。詳細はオフィシャルにて。

 

場内設備

ボートレース大村のスタンドは2015年3月に全面改装が行われたため、入り口からして非常に新しい雰囲気があります。その入口横には「競艇発祥の地」の碑が置かれており、1952年4月、全国に先駆けて初めて競争が行われたボートレースの発祥地であることがわかります。(余談ですが24場を巡った時には最西端・発祥の地を最後にしようと思っていました)

まだ新設から数年しか経っていない場内はとても綺麗。蒲郡もかなりのものですが大村もシックな色合いが中心で、ちょっと高級レジャー感がありますよね。入り口ロビーの吹き抜けには初のボートレースが行われた際のポスターが。入場料20円、舟券は100円から。1952年の100円ってどのくらいの価値なんだ…と調べてみたところ「牛乳:14円 かけそば:17円 ラーメン:25円 喫茶店のコーヒー:30円 銭湯:12円 週刊誌:25円 新聞購読料:280円 映画館:120円」ということで、そこに来て100円の舟券はかなりの「博打」な気がします。1点1500~2000円単位で張るようなものでしょうか。これは鉄火場待ったなしですね。

無料スタンドの椅子もまだ新しくお洒落。若松や丸亀なども真新しい建物なのですが、やはり新しいうちは何でも良いですね。

ボートレース大村の投票システム(トータリゼータシステム)はボートレース江戸川・からつと同様に富士通フロンテック製のものを使用しているので発券機も他の2場で見かけるものと同じです。このタイプは当たり舟券を一番右上のスリットに入れるのですが、この新型の発券機は左下に会員カードを入れる所があるのでついついそこに入れそうになりがち…

ホールも音響やライトがかなりしっかりした作り。行った時には12月半ばだったので月末の住之江グランプリに賞金ランキング16位で乗り込む長崎支部・原田幸哉選手の壮行会が行われていました。

本場ゲート入ってすぐ左手にはボートレース発祥の地らしく「発祥の地記念館」があります。当時使われていたボートの展示やら何やら色々とありますので初めて行った際には一度見てみましょう。結構面白いです。

大村市役所から見て本場の手前にある外向発売所が「ブルードラゴン」です。凄い名前。本場に比べるとちょっと年季が入っているかな?という建物ですが…なんとこのブルードラゴン、本場のロイヤルスタンド下に移設する工事中らしく、2019年3月31日までの営業となっています。それ以降は2019年4月上旬から新しい場所でオープンです。

さて有料席(特別観覧席)です。シングルシート1000円、ペアシート700円、それ以外にもグループシート(4人まで)が2000円、そしてロイヤルスタンドが2000円となっています。シングルシート・ペアシートとロイヤルシートの違いに関しては、液晶モニタがあるのとフリードリンクなのと、フードコートからの宅配などなど。あとコンセントがあるそうです。シングルシートについてはボートレース雑誌に無料クーポンが付いている事もあり、例えば旅打ちで2日間連続で行くとしたら1日はこちらに無料で入って、もう1日は1000円払うか、ロイヤルに行って2000円払うか、のどちらかで良いかな?と思います。

 

ボートレース大村のマスコットは「ターンマーク坊や」です。どこかで見たことのある絵柄…そう、ミスタードーナツやポテトチップスの「ポテト坊や」などなどデザインした原田治さんです。何がいいって、このターンマーク坊やのグッズが無茶苦茶あるんですよ!!!もう現地でテンション上がってしまいました。ちょっと他場も見習え!!特にびわこ!と言いたい所ですが、原田治デザインならグッズも売れますわ…作りますわ…という所でしょうか。思わずハンドタオルやマグカップなど買ってしまいましたが、ちゃんと袋もターンマーク坊や入りのオリジナルデザインです。最高。

なお原田治さんは2016年11月24日に70歳で亡くなられました。合掌。

 

おまけ:ブルードラゴンってこれ由来?

ボートレース大村の周りを地図で見ると目の前に島らしきものがあるのがわかります。本場のゲートから駐車場を渡って2~3分歩いた所にあるんですが大村湾には「山から龍が湾に降りた」という伝説があるくらいに龍にゆかりがあるらしく、1708年から300年以上の歴史を誇る神社となっています。

参道となっている橋を渡って小島に渡るのですが、後ろを振り向けばボートレース大村の建物が見えるのがまた面白い。ボートレース住之江の護国神社同様に、レース前にお参りするというのも良いかもしれませんね。

 

観戦する

競争水面は当然のことながら大村湾の海水。冬は強風が吹くことが多く荒れ水面になりがちですが、1年を通して見事なまでにイン逃げ天国となっています。近年の持ちペラ制度廃止や出力低減モーター導入などもあり、ますますダッシュが不利という状況になりました。固めの決着を好む人にとっては「とりあえずインコースから買える」大村は向いているのかもしれません。

また2018年9月23日、ボートレース大村にとってまた一つの大きな転換点になるのですが「発祥地ナイター」としてナイターレースがスタートしました。(ここではナイター開始前の写真を掲載していますが)

それまでも開催時間を18時までとした薄暮レースなどが特徴的だったのですが、またデイレースの場が一つ減ったことになります。ネット投票が大きな割合を占める昨今ですし、ナイター開催となると騒音の関係で地元の理解を得る必要があるのですが大村市のバックアップが手厚いので実現出来たのかもしれません。

ボートレース大村と長崎空港は非常に位置が近いというのは冒頭でお話しましたが、ちょっと小高い所からレースを見ていると長崎空港にアプローチしていく飛行機を見ることが出来ます。ということは飛行機の中からもボートレース大村が見えるということでして、初めて行った時は窓から見えた競争水面にテンションダダ上がりでした。

 

食べる

来場者も多い、建物も新しいとくれば食事事情の良さは全国トップクラスになろうというものです。よーく考えてみても全国1位かもしれません。売店などもありますが、まずはフードコートで問題なしです。

そのフードコートの上階にあるのがこのボートレース大村の食事事情を更に向上させている上にちゃんと名物を食べさせてくれる存在「シーウォーカーズカフェ」の佐世保バーガーです。お値段も手頃な上にボリュームもバッチリ。ファーストフードとして朝飯にはちょっと重いかもと思うくらいのズシリ感です。食いでがあります。

内容に関しては食いかけの写真で恐縮ですが、こんな感じです。

フードコートで食べられるメニュー、本当に多いんですが「あごだしラーメン」とか「ちゃん担麺」(ちゃんぽんと担々麺を合体させて更に汁無しにした新しい概念の一品)とか、フリッター丼とか…バラエティ豊かですねえ。

これでゴチャゴチャ言うのはバチが当たるくらい(というか他場に申し訳ないレベルで)色々食べるものがありますので、複数人で行ってシェアしてみるか2日くらい行ってみるかであれこれ食べてみたいところです。

 

泊まる

近くに大都市・長崎がありますのでホテルの選択肢としては圧倒的にそちらに軍配が上がるのでしょうが、大村がナイター開催になったので最終レース終わってから長崎駅に移動すると22時、そこから動きづらい…というのはちょっとあるかもしれません。

大村駅にも選べる程度にはありますし、ホテルによってはボートレース場から徒歩圏内の所もあります。例えば大村マリーナホテルなど。大村駅とボートレース大村の中間点に位置していてどちらにも行きやすいのは良いですね。

参考リンク:大村駅周辺のビジネスホテル (じゃらん)
参考リンク:長崎駅周辺のビジネスホテル (じゃらん)

 

おまけ:大村で呑む

大村駅近辺で評判の良さげな居酒屋ないかな…と調べてみたら大村駅の近辺にありました「勘作さん」です。大村湾が目の前だから魚系を…といろいろ攻めたんですが、以外にも個人的にヒットしたのはスペアリブでした。ジューシーでとても美味しかった。これは嬉しい誤算というやつでした。鯨関係のメニューもありましたね。