#21 ボートレース芦屋

 

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ボートレース芦屋はJR鹿児島本線の遠賀川(おんががわ)駅が最寄りとなっており、ボートレース若松とかなり近い場所にあるモーニングレース場です。その開催時間の早さ(開門8:15、1R締切8:56!)と立地から、旅打ち的にはおそらく前泊が必須になる場でしょう。ボートレース若松でナイトレースを見て、近くに宿泊して、朝早くに遠賀川に向かう、というのが無駄なく2場行けるパターンになるのではないかと思います。

前泊を考慮するとボートレース若松同様に黒崎駅・小倉駅辺りが起点になると思います。特に黒崎駅・遠賀川駅からは朝8時より無料タクシーが利用可能ですので時間的に問題がなければ利用しましょう。まず黒崎駅のタクシー乗り場ですが、繁華街の反対側、北口の階段を下りた所にロータリーがあり、そこに看板が立っています。タクシーは乗り合い前提なので、人が集まるまで少し待つ事があるのが要注意。

ボートレース芦屋の最寄り駅である遠賀川からは路線バス・無料タクシーという2つの移動手段があります。午前8時より前に行動して場外をあちこち見て回りたい!という時には有料ですが路線バス(芦屋タウンバス)で行きましょう。外向も7時からオープンしていますので早すぎるかな?という到着でも、まあ大丈夫。

初めて行った時の遠賀川駅は2017年8月30日に発生した火災で駅舎が全焼、仮設の駅舎になっていましたが、今は再建されてそれなりの駅舎になっています。ボートレース芦屋を通る芦屋タウンバスは駅を出てすぐ右側辺りから出ています。本数は多くないので予めネットで調べておくとよいでしょう。下りるバス停はズバリの名前ですが「芦屋競艇場入口」です。広大な駐車場の入り口で下りる事になります。

そして遠賀川駅からの無料タクシーですが、駅を出て目の前に集合場所がありますのでこれはすぐわかると思います。係の人が居て「ボートですか?」って聞いてきて車両への振り分けをしてくれます。人数がいい感じに4~5人集まっていれば2台に乗車、2~3人だったら1台に乗車でそのまま出発、という感じですね。え、じゃあ1人しか居なかった場合には?という事態に実際遭遇したのですが、その場合は10分ほど待って後続が来ないことを確認してそのまま出発です。

遠賀川駅からですとタクシーは約10分ほどで到着します。黒崎からですと7:56頃に到着する電車があるので、それに乗るとタクシーへの接続もよいかと。

帰りのバスですが、東入場口を出たすぐのところにバス乗り場があります。発送時刻については出走表に細かく書いてありますのでそちらを参照。旅打ちとしては遠賀川駅を経由して折尾駅まで行くというルートのバスを利用するのがメインでしょうか。

 

場内設備

ボートレース芦屋の入り口は駐車場から見てちょっと小高い所にあり、スロープになっている所を少し上って行くことになります。先に外向などに行っていて正面ゲートに行こうとするとそれを実感しますね。入り口には大時計とお馴染みの笹川像が。ちなみにこの笹川像は全場必ずどこかにあるので探してみましょう。ゲート前のロータリーに立つと本場の真ん中にある大きな塔が目を引きます。

 

場内は結構綺麗ですね。ボートレース芦屋(芦屋競艇場)は以前は別の場所にあり、1952~1969年まで開催していた場所から移転して現在に至ります。2003年に新スタンドが完成して運用が始まったということなので、なるほどまだ新しい感じがするのは納得ですね。

 

東入場門のゲートすぐ横には無料コインロッカーが用意されています。100円でロック、ロック解除でその100円が戻ってくるタイプですので回収をお忘れなく。

1F無料スタンドは1600席とやたらふんだんに用意されているので座る場所に困ることはないでしょう。黄色と青の2色で構成されているのですが、同色で並べたり互い違いだったり、よくわかりませんが何となくのコダワリがあるようです。なお外向も含め、全館でフリーWifiの設備が使用可能になっています。

ボートレース芦屋のマスコットは「アシ夢(む)」なのですが、一体何モチーフなのかさっぱりわかりません。結構真面目に調べてみたのですが…羽があるから何かの鳥なのでしょうが、妙に丸っこいわがままボディだし、オフィシャルにも情報は無いし…まあ可愛げはあるしマスコット然とはしているので、三国のカニを思えば相当にマシと言えるでしょう。そういえば芦屋・若松・丸亀でかつて販売していた「ていゆうニュース」(2018年7月廃刊)の「アダムスキーぼうや」の存在を思い出すのですが、こちらも謎と言えば謎でしたね…

競争水面際に出て2マーク側に歩いていくと公園があります。これがまた結構大きな公園になっていて遊具も有り、親子連れでも非常に安心感がある施設となっています。

競争水面挟んで反対側、外向発売所「アシ夢テラス」に行ってみましょう。朝7時からオープンしているこの外向発売所、道路側にドーンとボートレースロゴの看板があって「圧」が凄い。自転車とのスケール差でその圧を感じていただければと。この辺の道路は中継を見ていると1マークの奥にチラチラ見えますね。ちょっとした軽食が頂ける「ASHIMU CAFE」が併設されています。

で、これがアシ夢テラスの凄い所なんですが…これです。なんと競争水面の1マーク寄りの所を本場の反対側から観戦できます。え?100円払ってないのにいいの??しかもこっちのアングルの方が面白い事もあるだろうに…まくりが決まる時とか。外向が競争水面の裏にある場と言えば常滑や蒲郡などもそうですが、両方ともビジョンやフェンスに隠れて本場のレースは見えないようになっています。どういう経緯でこのテラスが出来たのか…太っ腹仕様ですね。本場と行ったり来たりするのは大変ですけど。だらだら歩くと5分以上かかります。

さて有料席の紹介です。有料席は2Fにある700円の1/2人席、5名定員の1500円席、10名定員の2500円席、そして3Fのロイヤル席が1500円です。ただし1/2人席は早めに行くとお安くなっており、シングル席などは300円になります。シングル席は2Fの2マーク~大時計寄りに配置されており、2人席が1マーク寄りとなります。自販機はフリーとは行かず有料です。

で、一般戦の時にシングル席に入ると最寄りの投票所である「特2投票所」がクローズされているんですね。なので舟券を購入しようとすると1マーク寄りの特1投票所に毎回歩いていく必要があるという…これがまた結構遠いです。70~80mくらい歩くのかな。多分グレードレースの時は開放するんでしょうけど、ちょっと頂けません。

さて、3Fのロイヤル席に触れておきましょう。

ロイヤル席は52席とあまり多くない席数のため、まず開門前に整理券を貰っておく必要があります。警備員の方が入り口前で配っています。席の番号は指定出来るのですが、その購入までの順番がこの整理券番号順なのですね。そしてロイヤル席がある3Fへのエレベーターが定員6名なので、そのエレベーターに乗る順番のための整理券でもあります。なのでロイヤル席に入るならば貰っておくのは大事。

座席は半ボックス的なタイプでして、最も高い所にあるという事もあり見晴らしもまあそこそこ。座席によって極端に見える・見えないということはないと思います。この辺は割と好みで。臨場感が欲しければ最前列、階段の上り下りがだるいなら後ろの方、という感じで。で、2Fの有料席はまあ仕方ないかなと思いますが、なんとまあ、このフロアでも自販機は有料です。1500円とそれなりのお値段の有料席でドリンク有料ってあんまり無いですよね…

有料席らしいメリットとしては、テーブルが広い、モニタが付いている(USBポートから給電可能)くらいしかないので、その辺にこだわりがなく競争水面までよく下りて行くような場合には不要かな?と思います。

 

観戦する

ボートレース芦屋は現在インが強い場になっており、逃げ率50%なのだとか。チルト角度は3度まで使えますが水面も広いですし届かない事が多いのかなと。まくり一発のアウト屋にとってはイン逃げ王国大村に次いで受難の水面かもしれません。

 

観戦場所?と言えるかどうかは定かではありませんが、ボートレース芦屋に入る時に大きな塔が立っているのが見えたはずです。この塔はちょっとした名物といいますか展望台になっていまして、場内からエレベーターで上がることができます。周りの景色は相当に良いのですが、競争水面の見え方はこんな感じでして。競争水面の向こう側にはちょっとした森があり、その更に向こう側には航空自衛隊芦屋基地の広大な敷地が広がっています。

ということで塔から綺麗な景色は見えるのですが、機密保持の観点から競争水面の向こう側の撮影には十分に注意しましょうという旨の注意書きが貼られています。

反対側はこんな感じですね。遠賀川沿いの平野部の光景が広がっています。

おまけ:優勝パレードの面白ルート

芦屋でちょっと面白かったのは救助艇に乗っての優勝パレードですね。ピットを出て2M側からゆっくりと大時計まで来たと思ったら、垂直に方向転換して競争水面を縦断してビジョン側へ。対岸のアシ夢テラスで見ているお客さんの前を通るんですね!で、そこからグルっと1M側を時計回りに回ってきて大時計まで行ったと思ったら救助艇はそこで停止。優勝選手は救助艇を下りて大時計の台座から警備員に誘導されつつ表彰式のためにホールまで行く、という他場では中々お目にかかれないルート。これは新鮮!

 

食べる

ボートレース芦屋の食事事情ですが、メインの食事処は1箇所、レストラン「まんぼう」があります。実際の所ここが相当にまともな食堂なのでそれが1箇所であっても食事にはあまり困らないという状態です。前は1号艇~6号艇までの番号がついた6種類の定食があったのですが、今は無いのですね。食堂らしく、麺・丼・カレーとスタンダードどころも押さえています。

日替わり定食は1種類でちょっとお得な610円。さっぱり系で鮪ねぎとろ丼を頼んだのですが、付いてきた醤油が甘い刺身醤油なのがお国柄というやつですね。

あとは競争水面際、B1Fにファーストフードプラザがあり、ここでもうどん・そば・カレーなどの軽食が頂けます。ここで以前はミニカレーがメニューにあって、ミニなので朝食にちょうどいいサイズだったんですよね。サクサクっとレースの合間に5分くらいで頂ける250円メニューでしたが…今はないのかな?

その他軽食などについては各所に売店があります。酒類や串物も販売していますね。ビールと串で一杯やりつつ観戦…という時はこういった売店利用ですね。

 

泊まる

ボートレース芦屋はモーニングレース場ですから前泊が多くなるでしょう。最寄りで宿泊施設が多いのはやはり黒崎駅周辺になります。ここはボートレース若松と変わりません。

参考リンク: 黒崎駅周辺のビジネスホテル (じゃらん)
参考リンク: 小倉駅周辺のビジネスホテル (じゃらん)

翌日の動向次第ですが、近場の選択肢はあまり多くない印象です。