#13 ボートレース尼崎

 

行く

ボートレース尼崎は阪神電鉄の尼崎センタープール駅と隣接しています。東側から来る場合は新大阪→大阪(梅田)と移動して阪神線に乗り換えます。急行などで手前の尼崎まで来て、そこから各駅停車に乗り換えるのが最も早い行き方になるでしょう。尼崎センタープール駅は特急や急行の停車駅にはなっていないので、必ず1回乗り換え回数が増えるのが少々面倒です。

新大阪からJRのみで行けるルートもあり、新大阪→尼崎→立花と途中の尼崎で急行から各駅に乗り換えて立花から無料送迎バスとなります。

西側からだとどうなんでしょうね。使ったことはありませんが、新幹線で新神戸まで来たら新神戸→三宮と来て少し離れた阪神三宮駅まで歩き、そこから特急の梅田行で手前の甲子園駅まで行き、そこから各駅停車ということになるでしょうか。あとはJR立花駅まで来て無料送迎バスに乗る方が楽かもしれません。

尼崎センタープール駅まで来たら本場までのルートは非常に簡単です。改札を出て左手を見ると競争水面をぐるりと取り囲むチューブ状の通路がありますのでその中を通っていきます。この長めの通路、ちょっと競馬場っぽいですね。

 

場内設備

ボートレース尼崎は2018年より大規模改修が続けられ、2022年4月を以ってほぼ全ての施設のリニューアルが完了しました。尼崎センタープール駅からの通路を抜けると真新しい正面ゲートの建物がお目見えです。

ゲートを抜けるとメインスタンドの建物が見えてくるのと、右手には開会式や表彰式など様々なイベントが行われるステージ、更にその横には神社が見えます。場内に神社があるのはそこまで多くないのですが…他には多摩川、宮島、徳山くらいでしょうか。

荷物を入れておくロッカーについてはメインスタンド1Fの真ん中辺りにあります。それと有料席エリアの中にも。いずれも100円入れて鍵を閉めて、後で戻ってくるタイプの無料ロッカーです。

場内はリニューアル後ということもあってあちこちが綺麗になっています(メインスタンドそのものは建て替えて居ないので内装に時代を感じる部分は多々ありますが…)近年の尼崎の傾向として、キャッシュレス投票機をかなりの数設置する方針のようです。少し歩いただけでもあちこちで見られます。

さて尼崎の象徴ともいえる見どころなのですが、それが屋外スタンドです。この競争水面際のスタンド、相当な座席数があって晴れた日などにはとても良い気分で観戦が出来ます。あまりに座席数が多いので好きな所に座ってドカっと前の席に足を乗せる観戦風景が多く見られ「尼崎スタイル」なんて言われもいるようですが、行儀が悪いだけなので今のご老人方の世代までの流儀にしときましょう。

 

1マーク側に行ってみますと2階建ての建物が。これはリニューアル時に建設された「エキサイティングゾーン」で、1マークの攻防を高台から見下ろすことが出来る施設です。メインスタンドから少し離れてしまうのですが、この2F部分にはキャッシュレスカードでの投票機があるので、カードがある人はわざわざ戻らなくても舟券購入が可能です。このエキサイティングゾーンの裏側に西ゲートがあります。

ボートレース尼崎のマスコットは「センプル」くんです。「センタープール」が名前の由来なのと、尼崎のカエルすなわちアマガエル…とまあそういう事らしいです。他に色違いで桃色の「ピンクル」(1着・ピンが来る)と青色の「ぶるたん」(4号艇のブルーがターンする)というのがサブ的に居ますが…確かにオフィシャルサイトを見ると居ますけど…目立たないなあ…

マスコットがセンプルなら外向もセンプルです。というわけで外向発売所「センプルピア」です。2フロア構造になっていて、入り口は駅の改札すぐそばにあります。本場への通路の入り口のすぐ左側ですね。1日最大8場発売となっています。

さて有料席の紹介です。ボートレース尼崎の有料席は5種類です。

・ラグジュアリーシート:1人用/3000円
・プレミアムシート:1人用/2000円
・カジュアルシート:2人用/2000円
・プライベートルームA・B:8/6人用/8000円・6000円
・グループシート:4人用/3000円

リニューアルで一気に席種が増えました。プライベートルームはそれぞれ合わせて4つしかないので、取るのは中々に難しいかなと。有料席のチケットは「チケットぴあ」で1か月先くらいの予約が可能ですので、そこで取ってしまうのが良いでしょう。グループシートは7部屋あるので当日でも多少は取りやすいかもしれません。

こちらはカジュアルシート。

2人掛けの席ですが1人でも利用可能。1人用のプレミアムシートと価格が変わらないんですね。なので空席があればこちらの方がプレミアムシートよりも広々としている分、よいのでは。座席にはちゃんとコンセント2口とUSBの給電ポートが用意されています。

こちらはプレミアムシート。

カジュアルシートを見た後だとこちらを取る理由がよくわからなくなります。設備はほぼ同じ。プライベートルーム・グループシートの様子についてはオフィシャルサイトが詳しいです。

ドリンクは自販機式のフリードリンクです。この辺は他場の有料席と大体一緒。

 

観戦する

ボートレース尼崎で観戦をしようと思って競争水面際に行くとまず目につくのは2マークがやたらと近く見えることでしょう。ピットにも声が届くくらい近くまで行くことができます。競争水面の左側をぐるっと取り囲む駅からの通路、そして正面には阪神電車が常に走っているという面白い眺めです。特に子供はこういうの大好きそう。

他の場ではやはり1マークの方に行ってしまいがちですが、尼崎では2マーク側、ターンマークを真正面辺りに見えるような位置で観戦すると待機行動をじっくり見ることができますし、普段なかなかお目にかかれない角度で2マークの攻防を観ることが出来ます。

1マーク側のエキサイティングゾーンからの眺めはこんな感じです。見晴らしがとてもよい。

有料席からの観戦で一つ感心したのがこの「ひさし」ですね。大体ボートレース場のスタンドって前の方の座席は直射日光が当たるので不人気なのですが、このひさしのお陰でその辺はだいぶ緩和されています。伸縮するような作りで他場にもどんどん取り入れて欲しいものですが…多摩川とか。

 

食べる

ボートレース尼崎の食事事情もリニューアルに伴い一変しました。かつて尼崎場内にあった売店やレストラン等の施設をまとめ、新店舗も含めて長大なフードコートに並べるようにしています。

おかずがアラカルトで選べたり鉄板で作るメニューがあったりでリニューアル前から人気の「丸久」、そしてドリンクや軽食・つまみ類が買えるコンビニのヤマザキストア、そして「カレー屋さん」「阪神軒」「のぞみ食堂」「まるちゃんうどん」と飲食店が並んでおり、全体的にスキが無い感じです。阪神軒は尼崎市内で歴史のある屋台ラーメンの出張店的な扱い。

フードコートを離れて建物中央付近、ロッカーのある辺りですが「水明」があります。

水明はリニューアル前からあるレストランで、その頃から個人的にイチオシなのは「肉すい定食」でした。「関西風の肉うどんからうどんを抜いたもの」が肉吸いで大阪難波が発祥ですが、水明のメニュー群の中でも「関西に来たなあ」感が出るのはこれじゃないでしょうか。お値段もかなり安いし、途中まで御飯を食べ進めておいて残り少なくなったらドボンして雑炊にするのがたまりません。前はお盆に乗ってもっと定食定食していましたが、簡易的な器になってしまってちょっとトーンダウンした感じがあります。

3Fの有料席エリア入り口横もちょっとしたフードコートの様になっています。

こちらはドリンク・スナック類やカレーなどの食事が購入可能。あと妙に餃子推しですね。

 

名物・多幸焼

尼崎で名物的な扱いなのはやはりこちらでしょうか。1F、水明の裏側にひっそりとある「大庄東婦人会」の「多幸焼」です。6個入りで100円という価格破壊!!この価格の秘密についてですが、タコが入っておらずコンニャクなどで歯ごたえを出しているというもの。「丸く焼いた粉もんにソースがかかってりゃたこ焼きだな」と勝手に納得してしまうジャンクな味です。

初めて行った時に「東京からこれ食べに来たんすよ!」と言ったら「アラ遠くから!ほしたらな、1個おまけしたるわな、その1個分はこっちのおばちゃんの給料から引いとくさかい」というコテコテの会話が。「おおきに」で返す心温まるやり取りです。

 

泊まる

ボートレース尼崎の近辺で宿泊するとなると、阪神尼崎駅前辺りになるでしょうか。もちろんより選択肢が多い大阪の方まで行ってしまっても良いのですが。住之江などにハシゴする場合にはそちらでも良いかもしれませんね。また、西側には神戸の中心地、三宮駅がありますのでそちらでも選択肢が豊富だと思います。

参考リンク: 阪神尼崎駅前のビジネスホテル (じゃらん)
参考リンク:三宮駅前のビジネスホテル(じゃらん)

価格帯としてはシングルで4000~6000円の間くらいのものが多く、安価に泊まれる印象です。