#12 ボートレース住之江

 

行く

ボートレース住之江は大阪府、大都市なので行くルートも様々ですが、新幹線なら新大阪から地下鉄 御堂筋線の梅田駅まで行き、四つ橋線の西梅田駅に乗り換えて住之江公園駅まで行きます。関空からはどうでしょう…あまり使ったことはないのですが、関西空港→[泉佐野]→天下茶屋→岸里→住之江公園 という、南海空港線 空港急行 難波行きを使用したルートが最も早そうです。

住之江公園駅まで来たら2番出口を目指します。間違えて別の出口に出たとしても駅はボートレース場のすぐ真横なので十分リカバリーは出来ます。2番出口を出ると屋根付きの通路が本場までずっと続いているのと、ボートレース関連の掲示が柱にありますし、時にはノボリが沢山立っていることもあるので迷うことはないでしょう。そもそもこの駅、開催時は人の流れが真っ直ぐボートレース住之江に向かっているので「それっぽい人たちの流れ」に着いていくだけでもよいでしょう。

 

場内設備

住之江公園駅の出口から歩いて1分ほどでしょうか、正門前に到着します。西のメッカ、ボートレース住之江です。まあ大村がボートレース発祥でそれを差し置いてメッカはどうとか色々面倒な話はあるかもしれませんが、毎年年末恒例の賞金王決定戦、グランプリが開催される場所ということで西のメッカということで良いでしょう。多分。昼も夜も中々に見事な門構えですね。

まずは競争水面際ですが、全24場の中でも最大級のビジョン「ボートくん」が見えます。パナソニックが製造したそうで、2004年に設置された当初は約2400インチで世界最大の大きさを誇っており、2年後に東京競馬場の新ターフビジョンが完成してその記録は破られることになります。水面向かって右手には住之江公園駅のニュートラムが停車しており、ニュートラム側からも水面がよく見られるんだとか。そして中央の大時計ゾーンですがここは金網に覆われており、旅打ちの人にとっては「おお、この金網はモンキーターンの最終話に出てきた…」という感慨にふけるポイントでもあるとかないとか…あんまりないか。

無料スタンドは座席数もたっぷりでグランプリ開催に耐えうる規模ですが、それ以外の時は閉鎖しているブロックもあります。バブルの頃の様に全てのブロックが人で溢れる日が戻ると良いですね。それはどこの場もそうなんですけど。

こちらがグランプリ限定で開放されるブロックの様子。2マーク側のアクアライブステーションよりも更に奥に行くことができます。1年に1度きりなのでレア感がありますね。自動発払機がありませんが、グランプリ中の発売時はこのブラインドがガーっと開いて職員がズラリ、手作業で舟券を扱う事になります。

客席的にはやはり人気のある1マーク側が手厚くなっている印象で、2マーク側は人が少なくてちょっと寂しい感じです。1マーク寄りにはのんびりビールとつまみを頂きながら観戦できるようなテーブルが置かれたデッキがありますし、戸田のように1マークを上から見下ろせる席もあったりします。バリエーションがとても豊富なのでウロウロしてみるのがよいでしょう。

さて有料席。住之江は色々な種類の座席が用意されているのですが、一般戦などで行った時にコスパが良いのはBシート(1人1500円)でしょうか。Bシートには2場対応の液晶モニタが1人1台分ついています。電源コンセントなどはなし。他に1人用ゆったりのSシート(2500円・こちらにはコンセント有)やちょっとお得なペアシートなどありますが、その辺の詳細はオフィシャルを参照。

そしてこちらがAシート。椅子も一緒みたいだし…Bシートと何が違うの???というところですが、まず場所がより窓側に近い場所にあるのと、電源コンセントが2つ用意されています。あと液晶モニタで見られる場外レース数がBシートに比べて4場と増えています。(なのでリモコンのボタン数が違う)

舟券を買う時に上り下りしていると感じるのですが、全体的に急勾配なんですよねこの有料席ゾーン。高さがある分、見晴らしはかなり良いです。下の写真で青い囲いがあるのが1人用のちょっとリッチな座席、Sシートです。で、このSシートの写真で一番左上に神社の鳥居が写っています。ボートレース住之江のすぐ目の前には大阪護國神社があり、そっちで願掛けをしてから来るのもアリかもしれませんね。なお1マークでターンが膨れすぎてバックストレッチ側に突っ込んでいく様を「護國神社参り」というのだとか。

有料席ゾーンのドリンクは自販機式です。ロビー的な場所もゆったり。総合的に見て満足度はそれなりに高いというか、お値段相応かちょっとお得感があるくらいでしょうか。下の無料スタンドの売店などに買い物に行く際は中央付近の階段で移動、その際には手にスタンプを押します。あちこちで見るブラックライト式のやつですね。

 

おまけ:ネット中継でずっと聞いていたやつ!

本場の1F、投票所を左手に見ながら2マーク側に歩いていくとステージがあります。ここではレース間に解説者によるレース予想などが見られるアクアライブステーションがあります。これ大阪が本拠地の人はピンと来ないかもですが、遠くの人にとっては「ネット中継でずっと聞いていたのが今目の前に!」って感じでちょっと感動するんですよ。

メインの立山一馬さんは元選手(登番2160)でコテコテの関西弁による軽快な予想トークを聞かせてくれます。時々、2017年10月に引退した刀根辰治さん(愛称トネタツ・登番2842)が登場することも。

 

観戦する

12月のグランプリを除き、基本的にはナイター場です…と書くべきところなのですが、2019年12月の賞金王決定戦・グランプリがナイター開催になるという決定があったそうで、そういう意味では完全にナイター場です。

で、やはり住之江で観戦するにあたり特筆すべきは1マーク側で見た時の水面の近さでしょうか。観戦スペースと消波フェンスの間がこれ…2mくらいだよね?というくらい近い上に床の高さも水面の高さに近いので「水がこちらに漏れてくるんじゃないの」と錯覚するくらい水面の方が高く見えます。

そんな状況でボートが突っ込んでくるわけですから異常なほど迫力があるので、まずは何レースか1マークの水面際で観戦してみましょう。6号艇などがスレスレの場所を通過していくのは他のどの場にも無い眺めです。多摩川などでも1マーク側に張り出たデッキがありますがここまで近くはありません。

  

夜はナイターらしく照明で照らされる競争水面が実に美しい場なのですが、1マーク側、ニュートラムと護国神社の間の角度に見えるやたらネオンがビカビカした建物がムーディーさとちょっと違う感じを醸し出しています。ドンキホーテとパチンコ屋です。

 

食べる

大阪ですから粉モンです。1Fには売店があちこちにあってたこ焼きもお好み焼きも焼きそばもホルモンも、何でもありますし2Fの無料席フロアにも売店があって、大きな鉄板でガンガン作っています。辺りにはソースの良い匂いが…

 

有料席フロアには食堂「お食事処 かちふね」があります。入ったすぐのカウンターには自席に持ち帰って食べられるような軽食が売っています。500円のカツサンド辺りが人気でしょうか。そして奥の方はゆったり座れる4人掛けの席が幾つかあります。ここでの食事は食券を購入してから。大阪らしく「肉吸いセット」もあります。これは尼崎にもあるので馴染みが深い。あとは幕の内的なポジションで「レーサー定食」「かちふね定食」があります。(写真はレーサー定食)

住之江の中で座って落ち着いて食べる場所はと言えば、上記のかちふねと、1Fの「ニュートップ」でしょうか。あとはゲート外、外向発売所の方にも食事処があって開門前はそっちになるのですが、なんとそこでは割と本格的な握り寿司が食べられます。寿司かよ…凄い……それに対抗しうるのは…ボートレース津のフードコートで注文できるマグロの刺し身(1皿500円)でしょうか。

 

泊まる

大都市です。やたらとビジネスホテルもありますし、あまり宿泊に困ることはないと思いますが…なので泊まる場所やグレードを選り好みできるのがメリットです。とにかく安くて寝られればいいよ!という人は西成…ではなく、心斎橋あたりのドミトリーなどが良い気がします。1泊2500円くらいでカプセルホテルよりは快適な広さの空間があるような、最近オープンしたような所を選ぶのがよいでしょう。清潔感がありますし、仮に2泊3日しても5000円で、他所のビジネスホテル1日分です。また翌日住之江に来るにしても電車一本です。

参考: 心斎橋駅近辺のホテル (じゃらん)
参考: なんば駅近辺のホテル (じゃらん)

心斎橋となんばは地下鉄で隣り合っていますので、その間のブロックで選び放題です。双方10分くらい歩けば行ける距離ですし、なんば駅寄りに泊まった時は日本橋でんでんタウンも徒歩圏内です。

次の日は朝から尼崎にハシゴするんだ!という場合には住之江から西梅田に戻り、阪神梅田駅から阪神尼崎駅へ移動するという手もあります。尼崎駅前にもビジネスホテルは選べる程度にあります。