#08 ボートレースとこなめ

 

行く

常滑駅は名鉄の駅なので、名古屋方面からでしたら名鉄名古屋駅から50分程度、同じ路線を普通・快速・急行・準急・特急など色々な種別の列車が走っていますが、名鉄空港特急「ミュースカイ」以外は全て常滑に停車するので特急・急行などが選べるのでしたらそれがベストです。いずれも中部国際空港行きとなります。新幹線から乗り換える際には乗り換え用の新幹線改札があり、JR在来線の各ホームをスルーして名鉄に向かうことになります。

中部国際空港(セントレア)からも同様に名鉄で2駅です。遠方から飛行機で来た場合、あるいは対岸の三重県側から高速フェリーで渡ってきた場合も同様、ミュースカイ以外のどの種別の列車に乗っても常滑には停車します。

ボートレースとこなめとボートレース津を2日間でハシゴする、という場合にはこの高速フェリー・津エアポートラインが有効です。三重県側の津なぎさまちという場所に到着します。フェリー乗り場からはボートレース津が遥か遠くに見えます。

常滑駅からボートレースとこなめは無料送迎バスなどはなく、徒歩になります。まず改札を出て右手にロータリーがあり、そこには常滑駅のシンボルとでも言うべき謎のピラミッドがドカンと現れます。どうもポケモンGO的にはここ、非常に人気のスポットらしいですね。流行り始めの頃に行ったら結構な人がこの周りに居て、全員スマホを持って下向いていました。これがピラミッドパワーか…

で、このピラミッド辺りから周りを見回すと道向こうの歩道にシマシマの屋根が付いているのが見えるはずです。ボートレースとこなめまでその屋根付き歩道は続いており、屋根の下を歩いていくことで雨の日でもあまり濡れずに行けますし、迷わず到着できるというわけです。大体徒歩5分くらいです。

 

場内設備

ボートレースとこなめは、まあ他の場もそうなんですが内装は昭和っぽい雰囲気を残しております。敷地は広大で競争水面側に出ると「でけぇ…」と、蒲郡のサイズ感とはまた違った感じの大きさがあります。場内も広いですね。

場内、1マークと2マーク側の間にはトコタンホールがあります。

はい、というわけでトコタンです。ここまでトコタントコタンって何者だよトコタン、となるわけですが、ボートレースとこなめのマスコットです。常滑市の名産品である常滑焼の招き猫がモチーフですね。ところが本人(?)曰く「平成26年4月に、常滑市制60周年を記念して「ボートレースとこなめ」のマスコットキャラクターから市の公式キャラクターになったニャン!!」ということで、ボートレース場のマスコットがそのまま市のマスコットに「格上げ」になった珍しい例でもあります。LINEスタンプも作られるという力の入れようです。24場のマスコット群の中でも相当に扱いが良いというか「まとも」なマスコットの1つです。まともじゃないのは…まあ…三国、とか……

そして競争水面に出て2マーク側に行きますと公園があるのですが、そこに巨大な招き猫が。ここはトコタンじゃないんだ!?リアル招き猫なんだ!?……と数多くの人が突っ込んだであろう場所なのですが、結構広い公園になっているので親子連れも安心、パパは2マークでエキサイト、というわけです。いやママかもしれないけど。

外向発売所「ウィンボとこなめ」は競争水面の裏側にあります。これがまた本場から歩くと結構遠いんですよ。5分くらいかかるんじゃないかなと。この距離感、蒲郡もそうですね。どうせなら本場側の広大な空き地に作れば良いのではないかと思うのですが…まあ新しいから無理か。ビジョンの真裏にもデカデカとトコタンが描かれています。

荷物を預けておくロッカーは1Fとロイヤル席の所にあり、数もかなり多いのでSGやG1レースなど大規模なグレードレース以外で満杯になることはまず無いと思います。使用は無料で、最初にコインを入れて後で戻ってくるタイプになっています。

さて有料席の紹介です。ボートレースとこなめは全国的に見てもかなりリーズナブルな有料席になっており「ロイヤル席」という名前の割に1000円という、どちらかと言えば安価な価格設定になっています。サービスとして予想紙が貰えたり、平日など空きやすい時にはQUOカードが貰えたりと特典が多い場合もあります。

シングル席はご覧の通り、座席もゆったりだしモニタもあるし、その分机がちょっとだけ狭い気がしますが大きな支障は無いでしょう。1マーク寄りで観戦もしやすいです。

コンセント等は無いのですが設置されている液晶モニタの裏側にUSBポートがあり、通電しているのでそこからスマホ充電などが可能です。ドリンクは自販機式で種類もそれなりにあるので、まあこれで1000円なら全然アリですよね。

そして有料席はもう1つあり「マリンフロアー」という300円の席があります。300円!?

2マーク寄りのスタンドにマリンフロアーはあります。どうですかこの椅子と机のレトロな感じ。机の真ん中の窪みは一体何に使うのか。エンピツ置きなのか灰皿だったのか、あるいはアメちゃんを置いておくのか、今となってはよくわかりませんが(今度行ったら聞いてみよう)モニター等はないですし座席の雰囲気もご覧の通りですし週末もガランとしていて広大な割に(なんと1040席!!!)不人気っぽさはありますが、300円のくせに自販機式の(ロイヤルと機種は違いますが)フリードリンクです。2杯くらい飲んだら元取れちゃうじゃないの…

そしてこの300円席、ボートレース雑誌に無料クーポンが付いています。お買い得過ぎる。スマホあるからモニタいらないよーという人はこちらで十分なのでは。場内のWifi、勿論ここでも使えますしオススメです。数年内にこのスタンド、取り壊して建て直すというニュースが流れましたが…それまでに是非。

このマリンフロアーの入り口には現在は使われていませんが、座席の使用状況がランプ点灯でわかる座席表がバーンと壁にあってテンションがちょっと上がります。これも昭和っぽさありますよね。これに似たものがボートレース唐津の有料席入り口にもあります。

 

おまけ:トコタングッズを見逃すな

さて、常滑市の公式キャラクターまで上り詰めたマスコット「トコタン」ですが、やはりグッズ化しやすいのか1Fゲート近くの売店で色々と購入することができます。

マグカップやらトートバッグ(最近増えた?)やら色々とあって、ああ、ちゃんとボートレース場のマスコットのグッズが購入できるのは良いことだなあ、旅打ちするからにはこういうのにお金を使わせて欲しいなあ、と思うわけです。キャラクターは凄くいいのにグッズが殆ど無い場とかあるんですよ!!!……さておき、複数人へのお土産にオススメなのはハンドタオルですね。なんとトコタンの刺繍入りでお値段200円。価格破壊!公営パワーとでも言うべきなのでしょうか。そしてハンドタオルを買うとオマケに無料入場券(100円相当)が貰えますので実質100円になります。安すぎて訳がわからない……ハンドタオルもカラーが複数ありますので色々見てみましょう。

 

観戦する

まあとにかく広いイメージがあるので競争水面際に出ると「うん…いいな…」と思うのですが、水面の広さ以外に周りに高層建築物が殆ど無いというのがありますね。海と空港に近いせいか晴れた日などの開放感は大きいでしょう。

夕方になると1マーク側に夕日が落ちていくのでレースをする側から見るとスタート時に逆光になってやりづらそうですが、見る側にしてみれば綺麗です。仕方ない…それは仕方ない…

無料スタンドも結構な数の椅子がありますのでゆったり観戦出来ますし、競争水面の向こう側には名鉄、右手には中部国際空港から離陸していく飛行機、そして眼前にはボート…と、陸海空の眺めが楽しめるボートレース場でもあります。

 

食べる

ボートレースとこなめは1F/2F/3Fに食事処がそれぞれあり、食事事情はかなり良い方に思えます。

特に1Fには5つの店が軒を連ねるフードコートがあり、朝も昼も、まあ大体ここでいいんじゃないかな…という位には充実しています。特にボートレース場における「朝食どうすんの問題」については愛知県・喫茶店文化だけあり、このフードコートにある喫茶「キャニオン」がトースト系、あるいはハンバーガー的なものを店頭で売っていますのでそれと有料席のドリンクを掛け合わせるということで問題ないでしょう。あるいはどて串なんかも良いかもしれません。

後は有料フロアの手前に「ハンバーガーショップ」という売店があり、軽食などが購入出来ますし名前の通りハンバーガーやフィッシュバーガーも売っています。イートイン出来るスペースがあって非常に見晴らしが良い席になっているので、何か買ったらここで展示を見ながらモグモグ…というのも乙なものです。

昼は「とり伊」のどて丼あたりが旅打ち的には名物を押さえるということでスタンダードでしょうか。どて丼並盛りが450円、そこにテールスープ(150円)を付けたどて丼セットがちょっと割安の550円という価格設定です。

とり井の奥には「ジョイント」「きんちゃんラーメン」といったお店が並んでおり、麺類はそちらで購入可能になっています。そして3店舗から座席を挟んで反対側には「福祉の店」という店舗があり、こちらは串物などが並んでいます。

こちらは2F一般席の裏手にある食堂「家紋」です。定食系を行きたい時はここですね。初めて行った時には刺身定食を頼んでみたのですが、確かにサンプルと【枚数は一緒】だけどなあ…という、ちょっと切ない感じのマグロ刺しが出てきたので、揚げ物系の定食をここではオススメしておきましょう……

こちらは3Fマリンフロアーの傍にある福祉の店3号店。いわゆるスタンダードな食堂めしが食べられる所なのですが、ここも常滑らしく、どて丼があります。

 

泊まる

常滑駅周辺の宿泊施設を調べてみましたが、実はほとんどありません。中部国際空港に渡った所に数件ありますが、ちょっと全体的にお高いです。まあ空港の目の前ですからね。そうすると名鉄を名古屋方面に遡って行くわけですが…実はこの道中も全然ありません。ということで結論としては、名古屋駅周辺!となります。

翌日ボートレース蒲郡にハシゴする場合も名古屋駅周辺に泊まって翌朝移動で良いですし、ボートレース津に行く場合も一旦名古屋駅まで戻って宿泊して翌日朝に移動するか、あるいは常滑の最終レースが終わった後に中部国際空港に移動、高速フェリーで津に渡って津駅前に泊まってしまうのがよいかもしれません。津駅前は選択肢が結構ありますし安価です。